2021/04/01 21:19

今回はナチュラルカラーの革の経年変化をオイルアップと日焼けでどれだけ変わるか試していきたいと思います。


植物性タンニンで鞣したナチュラルレザーは、紫外線に当たったり空気中の酸素に触れる、摩擦や圧力が加わる事で、徐々に艶が出てきて濃い色へと変化していきます。



↑最初の状態。

ウールピース又は乾いた布で全体的に色がワントーン濃くなるぐらいオイルを塗ります。


↑オイルアップ後。


塗りすぎも良くありませんが、今回は日焼けさせるので、少なすぎても乾燥してしまいます。ワントーン濃くなるを程度を意識してみて下さい。

今回のオイルはlizedのanimaオイルを使用。動物性のいわゆるニートフットオイルと呼ばれる物です。

通常よく見かけるニートフットオイルと違いが出るのかは分かりません。成分は同じ筈です。

オイルを入れた直後は特に色が濃くなりますが、時間と共にオイルが染み込み、乾く事で色はある程度戻っていきます。


日焼けさせていきます。

※今回は春の日差しで、ウラ、表共に3時間ずつ行いました。計6時間。


日差しの強さで変わるので、夏は1時間〜2時間ずつにするなどして短くていいと思います。

少し長くやりすぎてしまったり短かったりしても、決して革がダメになってしまうという事は無いですが、革の様子を見ながら自己責任で行って下さい。



最後にもう一度オイルアップして、オイルが馴染むまで、15分〜30分程放置して終了です。


これだけでも最初の色からワントーン濃くなると思います。


オイルを含ませると色が濃くなりますが、入れすぎないように注意しましょう。

上記の手順を行っても色がワントーン濃くなら無い場合は、オイル又は日焼けが足りてない可能性もあます。


ズボンの前ポケットで5年程使い込んだコインケースとの比較。コインケースはたまに気がついた時にホコリや汚れ落としも兼ねてブラッシングや乾拭き。オイルは少量を半年〜1年に一回ほど。定期的なお手入れの際も塗りすぎには注意して下さい。塗りすぎると革が柔らかくなりすぎたり、汚れを吸着しやすくなりますのでご注意下さい。

明らかに塗りすぎたと感じた場合は、軽く日焼けさせるか、風通しの良い日陰などで、乾燥させて少し革を休ませてあげて下さい。


お財布と小物数点をお手入れしていたとしても100mlの容量のニートフットオイルが数年持つと思います。お手入れの際に何ml入れるとかははっきりと明記出来ませんが、ご参考までに。


革製品がどのような経年変化をするかは普段の使い方やお手入れで大きく変わりますのでご了承下さい。